優子プロのスキルアップコーナー
のコーナーは、優子プロがユッコサポ便りへ投稿された内容を掲載しています。今後のボウリングのスキルアップにお役立てください。

第14回 〜力を抜く!〜
ボウリングレッスンなどをしていてよく感じるのは、力でボウリングをしている人が多いということ。
ボールを構えた時の姿を見ると一目瞭然です。
ボールを持つ手や肩はガチガチ。上体は前屈みで頭からつっこんで行きそうな勢いです。

でも、私は、すべてのスポーツは下半身だと思います。
しっかりしていない土台に、重たい家を乗せたら倒壊してしまうのと同じで、上半身への力が入りすぎているとバランスが取りにくくなります。

ボールを構えた時に肩の力をストンとみて落としてください。その上で、おへその下にきゅっと力を入れる。ステップの時も、腰を後ろから押されて歩くイメージを描きましょう。

きっと下半身の力がうまくボールに伝わって、すばらしい投球が出来ると思います。

第13回 〜ちょっとお休みして〜
ユッコサポお膝元の宮崎で悔しい思いをしてから早や一年。
今年も宮崎プロアマトーナメントが開催されます。競技方法も昨年とは少し変わってマッチゲーム数が増えました。より実力+勝負強さが求められる内容になっています。

実は、あまりマッチゲームが得意ではない私(皆さんご存じですよね・・・。)にとっては、試練の大会かもしれませんが、ずーっと応援してくださっている宮崎のサポの皆様の前で優勝しなきゃどこで勝つんだ!と自分に喝を入れて挑みます。

今年はボウリングの内容も大幅にモデルチェンジ中で、(詳しくは変わってからお話します)NEW中谷での優勝を夢見て日々過ごしています。

地元以外の方も是非応援にいらしてくださいね。

第12回 〜スコアブック・反省〜
レーンには二つとして同じコンディションはないと言われます。
レーンは、オイル、ベース、空調、時間、様々な要素が絡み合い、変化しながら私達の挑戦を待ち受けています。しかし、似たコンディションというのは存在します。
同じセンターでもレーン毎に癖がある場合があります。

私は、大会の時は必ず自作のスコアブックをつけます。スコア、アングル、アプローチ、等
(その他は内緒)ゲーム毎に感じたままを書くのです。
これは、どちらかというとその時の為というよりは来年以降のデータになります。
10年目になると、字をみるだけで当時の精神状態までもが思い出され、ほろ苦い気分も味わいますが・・・。
 
 皆さんもあまり固く考えずに、思うままを日記風に綴ってみてはいかがでしょう。知らなかった自分に出会えるかも知れませんよ
(*^_^*)

第11回 〜トレーニング〜
ボウリングのトレーニング方法を探しても、なかなか良い文献は見当たりませんね。
私は、プロ入り直後から、鳥取の「ワールドウイング」というジムで「初動負荷理論」というトレーニングを行っています。これは、関節や筋肉を柔らかく動かすもので、このトレーニングのおかげで大きな故障もなくこれまで元気に過ごせています。これは専用のマシンを使用するので、実践するのは少し難しいと思います。
 
 そこで皆さんには関節のストレッチをお勧めします。主に肩関節(肩甲骨周辺)や手首、足首をぐるぐる回したり、相撲の股割りのような動きで股関節の可動域を広げたりしてみて下さい。練習前の数分間、体を伸ばしながら、今日の練習のイメージを頭で描く・・・。
きっと良いウォーミングアップになると思いますよ。

第10回 〜レーンアジャスティングU〜
レーンコンディションは気温、時間、その他様々な要素により、色とりどりの顔を見せます。しかしそれを目で見ることはできず投球の中で感じ取るしか方法がありません。今回はレーンの読み方について。まだ私も勉強中ですが一緒に考えていきたいと思います。

 
まず練習ボール中にすることは、曲がりを一番把握しているボールを外から(右投げなら23枚目から)順に、7101215枚と言う風に板目に沿って投げてみます。そして例えば5枚を投げたら裏に行ったのに7枚を投げたら薄めに行ったのであれば5枚と7枚の間になんらかのオイルの壁があると考えられます。
 
 今はオイルマシンも進化し、板目一枚ずつにオイルの濃さを変えられるために、以前より壁の作り方も多様化しています。先程の読み方でその壁が幾つくらいあるかおおまかに知っておくと、レーンが変化した時の対処が早くできます。今は合成レーンも増えたので変化の仕方も様々です。少しキャリーダウンしてきたら奥でしっかり曲がるボール、または少し曇ったボールを幅を取らずに投げるなどすると変化に対応しやすいと思います。

第9回 〜スウィングU〜

皆さん、ご自分のスイングを見たことがありますか?
頭の中でイメージしているものと、実際とはかなりズレがある場合が多く、「こんなはずでは・・・」と思われた方も多いでしょう。とくにバックスイングは、自分では、意識しにくいもの。ビデオでチェックするのが一番ですが、それが出来ない時は、一緒に投げているお友達に見てもらってください。スイングはあくまで投げるラインに対してまっすぐ振る事が原則です。バックスイングで体に巻き込みすぎていないか、脇が開きすぎていないか、第三者の目でイメージとのギャップを埋めてみてください。スイングの方向を直す時は、オーバーなくらいに極端に逆方向に振ってみてください。そうすることで、だんだん正しいスイングの位置というものを体感できるようになります。


第8回 〜ボールラインナップ

一つのボールで試合に臨む時代から、今は複数のボールを使いこなすことがハイスコアへの重要なポイントとなっています。私も、両手、背中にバッグを背負って・・・というのは冗談ですが、試合会場には6〜8個のボールを持ち込みます。
 練習ボールで初めに投げるのは、「走って切れるボール」ボールの曲がりだす場所を見てオイルの長さをチェックします。朝一のレーンはクリーニングが効いていて、ボールの反応が過敏になり過ぎることが多いので、ほとんどの場合はこのボールよりも一、二段階「角の出ないボール」を使うことになります。その後、オイルが伸びてきたと感じたら初めに投げたボールを使い、よりレーンが遅くなってきた時には「走って先で切れないボール」をタイトなラインで投げるか、内側のオイルがしっかりある場合は「オイルに強く大きいラインで戻ってくるボール」のどちらかを選びます。
 
 このパターンは、ウッドレーンと合成レーンによっても違ってきますが、皆さんもお持ちのボールの性質をもう一度見直して、オリジナルのボールラインナップを作ってみてください。


第7回 〜メンタルトレーニングU〜

  「ボウリングはメンタルスポーツ」とよく言われます。調子の良い時は、アプローチに上がった瞬間にストライクの予感がするし、逆に不安な時は、Iピンが残った瞬間にミスしそうな気になります。これらはみな、人間の脳の仕組みによるものだとメンタルトレーニングの本には書かれています。人間の脳は、強くイメージしたものを残像としてインプットする働きがあり、会心のストライクも、Iピンミスも過去に経験した記憶を呼び戻し、再現するように体に信号を送っているために起こる必然であると考えられています。

そこで、メンタルトレーニングではこの働きを利用し、「プラスイメージの刷り込み」を行います。パーフェクトを出したことがなくても、頭の中でその情景を強くイメージし続けることで、脳は実際に体験したものと記憶します。すると、実際にストライクが続いた場面でも必要以上にドキドキしなくなり、成功すると言われています。
 
私も、未勝利の頃から、優勝カップを高々と上げニッコリと笑う自分の姿をイメージし続けていました。今もベッドの壁には優勝シーンを撮った写真を飾っています。これらのトレーニングは普段の生活の中に取り入れることによって、考え方や、生き方までが変わってきます。ましてや、頭の中は誰にも侵されない、自分だけの自由空間です。世界一にでも、宇宙一にでもなれると思ったら、わくわくしてきませんか?


第6回 〜永遠のテーマ・サムの抜け〜

PBAのマイク・ミラー選手がサムレス投法で話題を集めたように、サムの抜けを良くしたいというのは、ボウラーに共通する願いでしょう。ただ、サムはスイング動作の一環として、瞬間的に抜けるため、正しいポイントを掴むのは至難の業です。私も以前は、サムの抜けが悪く、皮がめくれることもしばしばでした。安定したリリースをするには、タイミングやドリルなどの要因も考えられますが、ほとんどの場合、正しいリリースポイントを体得することで改善されます。
そこで私も行った練習法をご紹介します。
 

まず、部屋の壁に座布団やクッションなどを立て掛けます。次にリリースの体勢でボールを軽くスイングします。この時、手首がグラグラしないように、人差し指と小指でボールを固定します。ボールが肩の真下に下りて来る寸前にパッと力を抜く感じでリリースします。この時、手のひらがボールの後ろにある事と、クッションに向かって転がるボールの回転が毎回同じになる事を意識して下さい。あとは、実際のアプローチで一歩助走をして、同じ感覚でリリースできるまで練習をします。うまく抜けた時と持ち過ぎた時の違いがわかるようになれば、格段にリリースが安定していきます。肩の力を抜いて、試してみて下さい。


第5回 〜スウィング〜
ボウリングにとって最も大切な動作、それはスイングです。安定したスイングから安定したコントロール、安定したスコアは生まれます。そこで、私が普段から、スイングをチェックするときの効果的な練習法をお教えしましょう。

スイングがブレる人の多くは、プッシュアウェーからダウンスイングにかけての動作に問題を抱えています。プッシュアウェーが体から離れてしまう、ダウンスイングで体に巻きつけてしまうなど、始動の時点でまっすぐスイング出来ない状態になっている場合が多いのです。そこで、プッシュアウェーのイメージをこう描いてみてください。1mくらい前にいる大好きな人に、贈り物をプレゼントする感じです。優しく、「ハイ、どうぞ」と。こうすることで、脇が締まった形でプッシュが出来ます。

ダウンスイングのイメージには、アプローチの板目を利用します。肩の真下にある板目の線をなぞるように、まっすぐにボールを下ろしてくるのです。体の大きい人や女性などは、この時に腰とボールがぶつかりそうになりがちですので、腰を横に逃がしてあげて、スイングの妨げにならないように心がけてみてください。

第4回 〜レーンアジャスティング〜
ポケットに行ってもどうしてもタップする、ボールが死んでしまうという場合に、皆さんならどういう対処をしますか?ボールを変える、ラインを変える等様々なことが考えられますが、私はスピードを変えるアジャスト法をよく使います。
 
ポケットに行ってもIピンが残ってしまうときは、いつもよりボールの構えを低くして、スイングを小さくして柔らかく投げます。そうすることで、レーンキャッチがよくなり、違ったピンアクションを起こすことができます。
反対にレーンが遅くてボールが走らないときは、構えを高くして早く歩きます。スイングも自然と高くなり、今まで感じなかったオイルを感じてラインが取れるようになります。日頃からこの3種類くらいの投げ分けを練習していると、例えば試合でボールを4個持って行った場合、4×3=12通りの曲がりを実現することができる訳です。ボウリングの幅もより広がり、苦手レーンの克服にもつながります。

皆さんも名ピッチャーのように、楽しみながらスピードコントロールを身につけてください。

第3回  〜インサイドからの投球〜

私はアマチュアの頃、いわゆるインサイドが投げられず、3番スパットより中を使うと右肩が突っ込み、ボールが出て行かないという悪癖がありました。
ゲームが進み、外のオイルがなくなってきたときに、インサイドを投げられないというのは致命的です。もしかしたら、皆さんの中にも同じ悩みをお持ちの方がいるかもしれないと思い、今回のテーマは、「気楽に投げようインサイド」 にします。

インサイドを投げる時の難しさは、板目に対してまっすぐ投げられないというところでしょう。
そこで、

1.アプローチに上がったら、頭の中で、ファールラインでのボールの落ちる板目から、通した いスパットを結ぶ線を描く。
2.その線に対して平行にスイングできるように、肩を引き、体を少し外に開くようにしてスタンスする。
3.その線にボールを流し込むようなイメージで投球する。

この3点を繰り返し練習してみてください。
とはいえ、「言うは易し、行うは難し。」ですよね。 まずは、視界の変化に慣れることから始めるだけでも、楽しくインサイドを投げられるようになるのではないでしょうか。


第2回 〜アプローチ・リズム&タイミング〜

流れるようにスムーズなアプローチから、力強く繰り出されるボール・・・。
これは、全てのボウラーの憧れであり、永遠のテーマですよね。でも現実は、ロボットのようにギクシャク、タイミングもバラバラだと悩んでいる方は多いのでは?安定した投球のコツは「リズムとバランス」です。人それぞれに、心地よいリズムがあるように、アプローチにおいてもそれぞれに合ったテンポがあります。そこで音楽が大好きな私が、狂ったタイミングを見直すときに取り入れている、名付けて「メトロノーム投法!?」を少しだけご紹介しましょう。

ご存知の通りメトロノームとは、ピアノの上によくあるリズム計で、針が左右に触れるたびに「カチッ、カチッ」と音がなります。それを真似て、アプローチの一歩を、一つのカウントとしてリズムをとってみるのです。「イチ・ニ・サン・シ〜イ」や「イ〜チ・ニ〜イ・サ〜ン・シッ」という具合です。(ご自分で分からないときは練習仲間に数えてもらいましょう)そのうちで、最も心地よく投げられた時のリズムを「音」として記憶するのです。詞をつけて、歌のように覚えるというのも楽しいですね。そして、アプローチに上がるたびに、頭の中でその音楽を再生させる気持ちで練習すると、自然にリラックスした良いリズムが身につくと思います。くれぐれも大声で歌ってしまわないように、注意してくださいね!


第1回 〜メンタルトレーニング〜

 よく、「ボウリングはメンタルスポーツ」と言われます。たとへばIピンが残った時、「いやだなあ」と思ったらやっぱりミスしてしまった!なんて経験はありませんか?雑念は払いのけようとすればするほど浮かんでくるもの。
いかに投球に没頭できるかが成功の秘訣だと思います。
今回は、たくさんのメンタルトレーニングの本を読んで試した結果、私自身が一番効果のあった方法をご紹介したいと思います。「試合になるとあがってしまう」 「ここ一番で自分の投球ができない」とお悩みの方は、一度練習で取り入れて見てください。

Let’s tly it!

1.アプローチにあがってスタンスしたときに、体の一部分に意識を持つ。
 少し力を入れる感じにすると、より意識しやすい。
 (できれば足裏、ひざ、おへそ、腰など下半身の方が無駄な力が抜ける)
2.ボールのマーキングやグローブの文字など、何か一点わ見つめてからスパットを見る。
3.自分で動き出すのではなく、後ろから何かに押されてスタートするイメージを持つ。

この事柄を一つのリズムとして、繰り返し自分の体にインプットすることで、自然と投球に集中できるようになると思います。


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